2023/03/11 15:00


飼い主の姿が見えなくなると吠え続ける、いつもとは違う鳴き声を出す、粗相をするなど、愛犬が普段とは違う行動をとることがあります。
もしかすると、それは分離不安症かもしれません。

今回は、分離不安症の症状、対処法を解説します。

犬の分離不安症とは?

犬の分離不安症とは、飼い主や家族と離れ離れになった際に不安やストレスを感じる状態のことです。
飼い主との結びつきが強い犬に特に起こりやすい傾向があります。
長時間の外出時、出張や旅行でしばらく家に帰って来ない場合に、長時間吠え続ける鳴き続ける物を壊すなどの行動が現れます。
 

分離不安症かな?と思ったらチェック

もし「うちの子、分離不安症かな?」と思ったら、以下に当てはまる愛犬の行動があるかチェックしてみましょう。

✅ 吠え続ける

✅ 脚を噛んだり、舐め続ける

✅ 物を壊す、引っ掻き回す

✅ 吐いたり、粗相をする

✅ ゲージや外に逃げ出そうとする

✅ 飼い主の後をついてまわる

✅ 飼い主の帰宅時にお漏らしをする(ウレション)

このような行動が見られる場合、分離不安症の可能性があります。

では、分離不安症とわかったら、どうしたらいいのでしょうか?


分離不安症とわかったら

分離不安症は、犬にとっても飼い主にとっても大きなストレスを引き起こすため、できるだけ早くに対処することが重要です。

症状を改善するには、以下のような方法があります。


1. 居心地の良い環境の整備

犬が飼い主が不在時にも快適に過ごせるように、居心地の良いお留守番環境を整備することが重要です。
愛犬がくつろぐスペースには、大好きなブランケットやぬいぐるみ、飼い主の匂いがする洋服などを置き、安心して過ごせる環境を整えましょう。


2. 慣らしのトレーニング

飼い主が不在でも安心して過ごせるように、慣らしのトレーニングを行うことも重要です。不在時間を少しずつ延ばしながら、飼い主がいなくても大丈夫だということを愛犬に認識させましょう。


3. CBDを与える

CBDには、不安やストレスに有効との研究報告があります。外出前にオイルやふりかけを与えることで、お留守番中に愛犬を落ち着かせる効果が期待できます。

 


上記の対処方法を試しても、症状が治まらないときには、分離不安症以外の原因があるかもしれません。
その場合は、ドッグトレーナーや獣医師などの専門家に相談してみてください。

以上、分離不安症についてでした。
これからもわんちゃんに関する情報をブログでお伝えしていきます!